今となっては視聴も困難な名作映画「スウィートホーム」について

かつて黒澤清監督と、今は亡き伊丹十三監督が共同で製作した「スウィートホーム」は、後に大人気ホラーゲームとして今も続編が出続けている「バイオハザード」の原型となったと言われる名作映画です。

有名なフレスコ画家、間宮一郎(まみやいちろう)の残した豪邸を舞台に撮影に来た五人のテレビ取材犯の恐怖を描いた作品です。

さすが「バイオハザード」の元となったゲームだけあって、戦闘などで一度死亡した仲間は何があっても絶対に生き返らないという点が恐怖感をより与えていたように思います。さらに扉を開ける際の演出もバイオハザードの元になっていて、扉の画像が一度表示されてゆっくりと音をたてていきます。

カプコンが世に送り出したファミコン作品なのですが、非常に出来がよく数々のホラーゲームが開発されている昨今でももっとも怖いホラーゲームではないかといわれる伝説の作品です。

残念ながらこの「スウィートホーム」はゲーム化の際に映画版の監督脚本を務めた黒澤清監督と製作総指揮を務めた伊丹十三監督との間で法廷闘争が起きてしまい、リメイクや直接の続編が作られなくなってしまいました。

そんな失敗もありながら後々大ヒットを記録するバイオハザードを製作したのはとても興味深いですね。